imaスタッフが選ぶ「MY BEST LURE 2024」。
今年も一年の総まとめとして、「ima 開発者部門」「ima CH.ロケ班部門」「ima PRチーム部門」「ima ディレクター」の4部問からそれぞれのベストルアーを選出!imaのルアーを知り尽くしたimaスタッフが忖度なしで選ぶ「MY BEST LURE 2024」とは?早速各部門のベストルアーを発表していきましょう!
開発部スタッフ:僕たち開発部は今年満を持して発売したima初の鮎釣り専用ミノー、 誉 100F を選びました。
何やら鮎をルアーで釣る面白い釣りがあると聞いて体験してみたのが2023年の初夏。夏の照りつける太陽の中、冷たい川の水に足を浸して流れの中で繊細にルアーを静かにコントロール。すると突然横からかっ飛んでくる、興奮して黄色い斑点をまとった鮎!一尾釣りあげるだけで一気にこの釣りにハマってしまいました。そこから鮎の生態について調べたり、友釣りを体験したり、今年もシーズン中はどっぷりでしたね。
誉シリーズ最大の武器は「瀬切り性能」です。鮎ルアーではオーバースペックと思えるほどの激流を泳ぎ切る「誉」ですが、この釣りをやればやるほど石を丁寧に攻めるために必要だと実感いただけると思います。シーバスアングラーの方もシーバスの重要なベイトである鮎を深く知ることができて一石二鳥ですよ!2025年夏はぜひチャレンジしてみてください。
今後もima wabisabiラインにて新しい鮎ルアーをリリースしていく予定ですのでご期待くださいね。
imaルアーの設計開発を担う「ものづくりのプロ」。さまざまなアイデアとデータをもとに日々トライアンドエラーを繰り返し、数々の名作を世に送り出しています。
imaCHロケ班スタッフ:2024年のベストルアーは、 flute 138F です。撮影のタイミングでいうと2024年度以外の釣果も含まれますが、幾度となく魚に出会わせてくれた、それがこのルアーを選んだ理由です。
flute 138F はオーソドックスなタイプのルアーとは違い、アクションがおとなしい細身のミノーです。ミノーのラインアップが豊富にあるimaルアーのなかでもこういったアクションのおとなしいフローティングミノーって実は今までなかったので、それって使えるシチュエーションが限定的になるんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、撮影時にはバチやサヨリ、マイクロベイト、イナッコパターンなど本当に一年を通して活躍してくれました。
特に大野さんがマイクロベイトパターンにアジャストさせたとき、そして濱本さんと川本さんが2年越しのリベンジで挑んだサヨリパターンでアジャストさせているのを間近で見たときは、大野さんがよくおっしゃっている“アクションとレンジとスピードを合わせてあげる重要性”を再確認できました。これから flute 138F は釣りの引き出しを広げてくれる、そんな可能性も感じましたので今回選出させていただきました。
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imaの公式YouTubeチャンネル「ima CHANNEL」の動画撮影をメインに日々活動しています。みなさんによりリアルな臨場感を伝えるべく、過酷な撮影に挑むこともしばしば。
2024年9月21日、「裂波」が誕生から20年を迎える節目のその日に、「裂波」の名を継承する sasuke 140 真裂波 をリリース。imaとしてもこの一大イベントにスタッフ一丸となって全力で取り組んだ一年でした。
昨年末のティザー公開から年明けの各地での大型ショー、4月の情報解禁、発売前の各地でのリリースイベント、リリースにあわせたキャンペーン…
間違いなく「いいルアー」であることの自信はあるけれど、それがどこまで届けられるか、どこまで伝えられるか。正直発売までは開発部から渡されたバトンをうまく繋げられるか、この秋どれだけimaを盛り上げられるか、期待と不安が入り混じった数ヶ月でした。
でも本当にありがたいことに、「裂波」が築いてきてくれた歴史は偉大で、みなさんの「裂波」に対する信頼は絶大で、多くの方々が「真裂波」に興味を持ってくださり、手にしてくれました。
そんな「真裂波」も、私たちスタッフとユーザーのみなさんの期待に大いに応えてくれて、今年は釣況があまりふるわない秋でしたが、そんな釣況の悪ささえ疑わしくなるほど毎日たくさんの釣果報告が飛び込んできました。辺見さんが日頃から「魚に選ばれるルアー」という言葉を口にしていますが、まさにこういうことなんですかね。この「真裂波」をきっかけにimaルアーを使ってくださる方が増えたこともまた、選出理由のひとつです。
年明けすぐに神奈川県横浜市で開催される「釣りフェス」では、そんな「真裂波」のプレミア限定カラーも準備しているので楽しみにしててくださいね。
イベントの企画発案から運営、取材、さまざまな情報発信と業務内容は多岐に渡り、チームワークでプロモーション活動に注力しています。
imaD:ひとつ、といわれるとすぐに出てこないのが正直なとこです。うーん、選べない。他の人は何を選んだんでしょう。「きっと渓流ルアーは選ばれていないかな」「それなら僕が選んだほうがいいかな」なんて忖度なしの主旨に反する力学まで働きます、、、といいつつ、2024年のMY BEST LUREは sukari 50 GHOST にしましょう。
5月の渓流教室。ひと通りカリキュラムをクリアした僕のクラスは、残りの時間で「サスペンドミノーを使った流す釣り」にチャレンジしました。はじめは“巻かない“という動作に戸惑いもあるだろうし、いい流れを見つけるのもコツがいるし、ましてやショートレンジの多い枝沢、そう釣れないだろうなー、なんて思ってましたが、うらはら、全員に反応がありました。いやーあれはほんと嬉しかった。
はじめて僕が「GHOST」を使ったときの感動を思い出しましたね。もちろん参加者のみなさんの腕前と吸収力あってですけど。 sukari 50 GHOST は「ルアーフィッシングの可能性を広げるルアー」なんだ、って改めて思いました。わかってたけど!
釣りの幅が広がるというのは釣りびとにとって大きな価値ですよね。そんな価値をたった1日で与えてしまうこのルアーはほんとすごいなーって。唯一無二ですね。来年無二じゃなくなるけどね。
あ、これで5年連続渓流ルアーの選出となりましたが決して忖度じゃないですよ。
とにかく2年ぶり2回目の受賞おめでとう!
imaの「こだわり」のひとつといえばデザイン。そんなデザインを中心にブランドのディレクションを行う「imaD」ことimaのチーフディレクター。imaブランドを知り尽くす「遊びの天才」。Instagram ▶︎ @ima_ams_d
さて、imaスタッフが選ぶ「MY BEST LURE 2024」いかがでしたか?
今回、各部門のスタッフが選出したルアーはどれも皆さんにおすすめしたいスタッフいち押しのアイテムです。ぜひ2025年の釣りでふと思い出したときにでも使ってみてくださいね。