imaスタッフが選ぶ「MY BEST LURE 2022」。
今年も一年の総まとめとして、「ima 開発者部門」「ima CH.ロケ班部門」「ima PRチーム部門」「ima ディレクター」の4部問からそれぞれのベストルアーを選出!imaのルアーを知り尽くしたimaスタッフが忖度なしで選ぶ「MY BEST LURE 2022」とは?早速各部門のベストルアーを発表していきましょう!
開発部スタッフ:初夏から秋にかけて、私たちのホームエリアである利根川や涸沼では、昼夜を問わずハクやイナッコサイズのベイトの群れにシーバスがボイルすることがあります。例年のこのパターンだと、時間や潮汐などのタイミングを見極めてボイル撃ちすれば、CHAPPYシリーズやPUGACHEV'S COBRAなどのペンシルベイトでも比較的簡単にシーバスを釣ることができます。
しかし、今年は例年とは違ってペンシルでは簡単に口を使ってくれない場面や誤爆してしまうことがよくありました。そんな時にLipper 90は引き波を立てながら一枚下のレンジをデッドスローリトリーブで引くことができ、シーバスからの反応を得ることができたんです。改めてレンジや巻きスピード、アクションの重要性を認識できるいいきっかけになりましたし、単純にたくさんのシーバスと出会わせてもらったので、このLipper 90を今年のベストルアーに選定しました。
imaルアーの設計開発を担う「ものづくりのプロ」。さまざまなアイデアとデータをもとに日々トライアンドエラーを繰り返し、数々の名作を世に送り出しています。
imaCH.ロケ班スタッフ:2022年、今年もさまざまな撮影がありましたが、そのなかでも特に印象深いのが今年の5月に行った鈴木プロとの熊本ロケです。すでに多くの方に動画をご覧になっていただいているかと思いますが、この時の釣行でなんと鈴木プロがメーターオーバーのシーバスをキャッチ。ヒットルアーはこの秋モデルチェンジしたkomomo SF-125のレッドヘッドでした。
そんな訳で今年のベストルアーにkomomo SF-125を選出しましたが、むしろこのルアーを選ばない方がおかしいでしょう(汗)
ルアーも星の数ほどある昨今。ぶっちゃけ、シチュエーションさえ合えばどのルアーでも釣果は出ると思います。ただ、人には説明ができないけど、なぜか魚に好かれるルアーがあるように私は思っていて、代表的なのはsasuke 120 裂波でしょうか。発売から長い年月が経った今でも多くのアングラーに愛されているルアーです。すみません…話が少々脱線しましたが、一生で一度、釣り上げることができるかできないかのメーターオーバーを連れてきてくれた、そんな「komomo」はまさにいま説明した“魚に好かれるルアー”なのではないでしょうか。
そういえば、撮影中は動画を撮ることでいっぱいいっぱいだった私。カメラのモニター越しではしっかりとチェックしていたものの、肉眼ではほとんど見れていませんでした。ですので、次回こそは自分が「komomo」でメーターオーバーを釣り上げ、しっかりとその目に焼き付けたいと思います。それにしても、ちゃんと肉眼でメーターシーバスを見たかった…(笑)
▼ 関連動画をCHECK!!
imaの公式YouTubeチャンネル「ima CHANNEL」の動画撮影をメインに日々活動しています。みなさんによりリアルな臨場感を伝えるべく、過酷な撮影に挑むこともしばしば。
imaを代表するフラッグシップルアーであり、長年シャローミノーのトップを走り続ける「komomo」。リリース前から発売を待ち望む声をたくさんいただきました。
そして迎えた2022年9月20日。PRチームはこの記念すべき瞬間を直接目でみたいという気持ちが高まり、発売日当日、急遽お忍びで24時間営業の釣具店さんにお邪魔させてもらいました。荒天のなか深夜にもかかわらず、発売にあわせて続々と入店されるお客さま。心待ちにしてくれていたユーザーのみなさんが思い思いに新しい「komomo」を手に取っていかれる姿はいまでも忘れられません。ほんとうにありがとうございました。
またこの秋はリリースにあわせ、イベントもたくさん開催しました。参加型オンラインフェス「komomo FEST. 2022」をはじめ、各地の店頭イベントなどこれまで以上に多くの方にご参加いただきました。嬉しいことに全国各地からkomomo SF-125での釣果報告をいただいていますが、驚いたのはキャッチされた魚のほとんどが大型・良型ということ。なかにはメーターオーバーの魚をキャッチされた強者も…!“初代からのkomomoユーザーです”という声はもちろん、“初めて「komomo」を使いました”という声も本当に多く寄せられ、改めてこの「komomo」の実力を感じさせてもらった気がします。
まさに“komomoイヤー”といっていいほど、「komomo」に力を注いだ一年となった2022年。2023年も勢いそのままに、「komomo」に留まることなくみなさんに楽しんでいただけるアイテムや企画をお届けしていきますので、来年もぜひご期待ください!イベントの企画発案から運営、取材、さまざまな情報発信と業務内容は多岐に渡り、チームワークでプロモーション活動に注力しています。
imaD:いやー今年は迷いましたね。「komomo」もモデルチェンジしたし、僕の大好きな反則ルアーYOICHI 70 Dietもデビューしました。スーパースターこぞって新発売って感じでしたね。
そんな中、僕が選ぶ2022年のMY BEST LUREは!これも今年発売のsukari GHOST 50です。決め手になったのは、やっぱり「景色が変わった実感」を得たこと。渓流ルアーフィッシングはプライベートでもよく行きますし、今までもimaの優秀なミノーたちを使えば、十分楽しめてました。昨年のBEST LUREはsukari 37S Deep、一昨年はissen 45Sだったかな。
僕は巻きのミノーイングが得意なので、タフなコンディションでも基本ストロングスタイルで遊びます。だから状況によっては、なかなか反応しないときもあるんです。「GHOST」が発売されたから、積極的に流す釣りもやってみよう、そしてなかなか反応しない魚にもチャレンジしよう!そう思った今年のシーズンイン。雪代の魚野川で、美しい一尾のイワナと出会いました。
目視ではわからない複雑な流れを自然物のようにゆらゆらと流すと、さんざん通したはずの岩陰からスーッとイワナが出てきました。ネットインして顔をあげ、川を見た瞬間。今までの僕には見えなかった「おいしそうなポイント」がたくさん浮きあがったんですよね。体感では2倍くらい?いやもっとかも。それはそれは衝撃でした。あそこも釣れそう、あそこもいいじゃんて感じです。
その時に「GHOST」の強さを改めて実感しましたね。すぐに辺見先生に電話して、巻きで苦戦したことのある湯川(栃木県)でのimaCHのロケを決めました。「GHOST」なら、しかも辺見先生ならキレイなブルックにたくさん会えるんじゃないかって。以来どうしてもの時は必ず「GHOST」を使ってます。
今年のimabaseのMISSION。オールコンプリートできましたが、何度も「GHOST」が活躍してくれました。ストロングスタイルな僕。それでも来年も「GHOST」投げるんだろうなー。
imaの「こだわり」のひとつといえばデザイン。そんなデザインを中心にブランドのディレクションを行う「imaD」ことimaのチーフディレクター。プライベートの年間釣行回数も100を越えるほどのスーパー釣り好きにして、imaブランドを知り尽くす「imaD」。Instagram ▶︎ @ima_ams_d
さて、imaスタッフが選ぶ「MY BEST LURE 2022」いかがでしたか?
今回、各部門のスタッフが選出したルアーはどれも皆さんに使っていただきたいスタッフイチ押しのアイテムです。ぜひ2023年の釣りで使用してみてください!