●はじめに。
●一人前のアングラーになるための8つのルール。
- ❶ ゴミは持ち帰る!
- ❷ 挨拶をしよう!
- ❸ 安全第一!
- ❹ 釣り場を汚さない!
- ❺ まわりの釣り人に配慮を!
- ❻ 生き物、自然を大切に!
- ❼ 釣り場のルールを守ろう!
- ❽ 周囲への気配りが大事!
●最後に。
はじめに。
意外と教えてくれない!?釣りのマナーを知ろう。
いざ釣りをはじめようと思っても最初はわからないことだらけ…。釣りに関する知識や技術は情報があふれているけれど、マナーやルールについては意外と優先順位が低いような気がしませんか?
そこで、imaからアングラーのみなさんに釣りに関する最低限のマナー・ルールを知ってもらうべく、8つのルールをご紹介します。
初心者の方も上級者の方も「いち釣り人」として、自分はできているか改めて考えてみよう!
一人前のアングラーになるための8つのルール。
❶ ゴミは持ち帰る!
魚が住みやすい環境維持は釣り人としての大切な責任です。ゴミを持ち帰るのは当然のことですが、根がかりなどでロストしてしまったルアーは「海のゴミ」として残り続けます。無理に攻めすぎないことも環境を考えるうえで意識しておきたいポイントです。
×ゴミが置き去りに。
いざ釣り場に着いたら目の前にゴミが…気持ちよく釣りをするためにもゴミはきちんと持ち帰りましょう。
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×ポイ捨てなんてもってのほか。
ポイ捨て現場を目撃!絶対にダメです。
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POINT 無理に攻めすぎないこと。
ロストしたルアーも“海のゴミ”になることを覚えておきましょう。
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❷ 挨拶をしよう!
ひとりですることもある「釣り」は、周囲の人たちとのコミュニケーションがとても大切です。まわりのアングラー、近隣の方や漁業関係者の方などに積極的に挨拶をしていきましょう。
これは基本中の基本ですが、釣りをするポイントに先行者がいる場合は必ず一声かけてから入るようにしましょう。先に挨拶を交わしておけば、隣の人とラインが絡んでしまった時でも、大きなトラブルを回避することができます。これはキャストに自信がない人ほど重要なポイントです。
また、きちんと挨拶をしておくことで万が一事故が起きてしまったときでも、自分の身を守ることに繋がります。楽しい釣りのひとときをみんなで共有していきたいですね。
挨拶でコミュニケーションをとろう!
先行者がいたら必ず挨拶をしましょう。
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×隣の人とラインが絡んでしまい険悪な空気に。
最初にきちんとコミュニケーションをとっておくことで大きなトラブルも回避できます。
またラインが絡まないように事前に水の流れをチェックしておきましょう!
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POINT 万が一のときに気づいてもらうために。
「人が倒れてる!!あの人はさっき挨拶した人だ!」と気づいてもらえるように自分の存在を知らせておくことが大事です。
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❸ 安全第一!
みなさん釣りをしていて身の危険を感じたり、危ない経験をしたことはありませんか?
釣果がほしいと思うあまり、どうしても気持ちが先行してしまうのが釣り人というもの。しかし、その判断が時として最悪の事態を招くことがあります。事故に巻き込まれてしまった場合、自分だけでなくたくさんの人々を悲しませることになります。「過信せず、無理をしない」を基本にまずは、自身でできる安全対策を万全にしていきましょう!
悪天候では無理をしない!
「釣りに行こうと思ったら雨降ってる…。」そうだ、おうちでimaCHを見よう!
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諦めることも大切です。時には冷静な判断を。
「あそこまで立ち込めるかな?危ないからやめようかな?」と一度自分に問いかけてから行動しましょう。
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POINT 安全対策を万全にしておこう!
安全のために救命胴衣は必ず着用しましょう。
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❹ 釣り場を汚さない!
環境美化のために、釣りをしたあとの後片付けは必ず行いましょう。釣り場に着いて地面を見るとコマセが落ちていて異臭が発生していたり、エギの墨跡がそのまま残っていたり、魚の血の跡がついているなど…汚された釣り場を目にしたことはありませんか?
近隣住民に迷惑をかけるだけでなく、鳥や猫など他の動物にも影響を与えます。「楽しんだあとはきちんと片付ける」これは釣りをする以前の問題です。最低限のルールを守ってクリーンな釣り場で気持ちよく釣りをしたいですね!
×放置するのが一番ダメです。
コマセやスミ跡、魚の血の跡などは、長時間放置されてしまうとなかなかきれいに落ちなくなってしまいます。汚さないことが第一ですが、もし、釣り場を汚してしまった場合は責任をもってきれいにしてから帰りましょう。
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×放置されたゴミにはいろんな動物が寄ってきます。
ゴミが放置されていると、環境はもちろん、動物たちにも悪影響を与えてしまうことを覚えておきましょう。
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POINT 「来たときよりも美しく」を心がけよう!
自分たちの遊び場を守るためには大切なことです。
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❺ まわりの釣り人に配慮を!
釣り場に来たものの「アングラーが多すぎて釣りがやりづらい…」そんな経験はありませんか?人が多い時こそ気を付けなければならないポイントがたくさんあります。
例えば、「ライトでいきなり水面を照らさない」「ラインを絡ませないように水の流れを確認する」「隣の人との距離感覚を考える」「隣に入るときは挨拶をしてから入る」などなど…。
場所によっては暗黙のルール(ローカルルール)も存在するので、まずは周囲のアングラーとコミュニケーションをとり現場の情報を教えてもらいましょう。
特にビギナーにとっては意外と教わる機会のないテーマでもあるので、しっかりと意識を高めておきたいところです。それができれば、アングラーが密集する激戦区であっても、思いっきり釣りを楽しむことができるのです!
×突然割り込むのはNGです。
隣の人との距離を考えず、割り込む行為は事故やトラブルのもとになるので、しっかりと距離を保ってポイントに入りましょう。
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×闇雲に水面を照らさない。
ビギナーがやりがちな水面を照らす行為。思っている以上に魚は神経質です。周囲の魚が逃げちゃうよ!
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POINT ライトを使用する際は注意しよう!
魚にプレッシャーを与えないようにルアー交換時は水面に背中を向けてライトを照らすようにしましょう。
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❻ 生き物、自然を大切に!- NATURE
いつの日も私たち釣り人を夢中にさせてくれる魚たち。時には遊び相手となり、時には食物として私たち人間の栄養源となる。だからこそ、命と真剣に向き合い敬意を払わなければいけません。
釣れた喜びと同じくらいに魚をいたわり、感謝の気持ちで接しましょう。生き物に対して優しい気持ちがあればきっと次の釣果に繋がることでしょう!魚に優しい正しいリリースを心がけ生き物と地球に優しいアングラーを目指しましょう!
×必要以上にたくさんキープしない。
必要以上にキープせず、命は大切に扱いましょう。
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POINT 愛情を持って優しくリリースしよう。
魚との出会いに感謝し、リリースする魚は極力ダメージの少ないよう手早くリリースしましょう。
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❼ 釣り場のルールを守ろう!
釣り人にとって釣り場はなくてはならないものです。しかし、一部の釣り人のマナー、モラル低下により釣り場が閉鎖されるという事態が全国で起きています。場所によってはローカルなルールも存在しますが、最低限守らなければならないことはどこに行っても同じです。大切な釣り場を一つでも多く存続させるためにはひとりひとりの意識と行動にかかっているのです!
×自分勝手な行動はやめよう。
釣り場が近いからといって、路上駐車や私有地、駐車禁止の場所に勝手に車を駐めるのは違法行為です。きちんと駐車場に駐めましょう。
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×立ち入り禁止の場所に入らない。
いくら釣れそうな場所だからといって、立ち入り禁止のエリアに入るのはやめましょう。立入禁止区域ほど危険な場所はありません。
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POINT 事前に釣り場付近の情報収集をしよう。
事前に近隣の駐車場を探しておく、立ち入り禁止の場所がないか確認して頭に入れておくことも、釣りを楽しむために大事なことです。
もちろん、ネットだけでは得られない情報もたくさんあるので、ときには近くの釣具店に行って情報収集することもおすすめです!
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❽ 周囲への気配りが大事!
私たちが釣りを楽しむフィールドは、人々の生活圏内でもあります。ベビーカーを押した母子、元気に走り回る子供たち、行き交う自転車や歩行者、そんななかで、針の着いたルアーを投げている私たち釣り人は、側から見たら危険極まりない存在なのです。常に細心の注意を払い周囲への気配りを怠ってはいけません。ひとりの行動が釣り人全体のイメージを左右します。思いやりと気遣いで事故を未然に防いでいきましょう!
×キャストする時は細心の注意を!
キャストする前に後ろに人がいないか必ず確認をしましょう。“さっき”はいなくても、“今”は歩行者、自転車が通過する可能性があることを忘れずに!
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×ストラクチャーや停泊中の船にも注意を!
ストラクチャーや停泊中の船などに根がかりしてしまったルアーは、回収できずに残ってしまうケースが多いです。それを知らずに船員がロープを回収するとルアーの針が刺さって怪我をしてしまう可能性があります。そういった場所は、無理に攻めず、自分がいないところでの事故も未然に防ぎましょう。
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POINT 特に竿とルアーの取り扱いには十分に注意しよう。
釣りをするときはもちろん、移動中も周囲への配慮を忘れてはいけません。釣りをする人もしない人も気持ちよく過ごせる環境をつくることが大切です。
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最後に。
最後まで読んでいただきありがとうございました!この「8つのルール」が初心者〜上級者問わず、全てのアングラーに浸透していくことを切に願っています。ひとりひとりの思いやりと心がけで楽しく思いっきり釣りができる環境をみんなでつくっていきましょう!
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