明けましておめでとうございます。
昨年中は“imaブランド”をご愛顧頂き、誠にありがとうございました。
そして、新型コロナウイルスに感染された方々や各地で自然災害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルスが世界中に広まってから2年が経ち、私たちの生活にも大きな変化がありました。
在宅業務やワーケーションなどのオンラインシステムの普及も相まって、地方に働く場を求め移転する企業、海や山の近くに住まいを移転し趣味との両立が叶った方も多いようです。
“3密を避ける趣味”としてアウトドア・スポーツが注目されるなか、魚釣りにも関心が集まり、老若男女多くの方が魚釣りを経験されているようです。
そして以前、趣味として釣りをされていた方々もお蔵入りの道具を持ち出し、単独で、あるいはお仲間や家族と共に釣り場に向かわれたことと思います。
わたし達imaブランドは、趣味としての魚釣りは「多くの魚を釣る」ことよりも「一尾の魚との出会いを大切にしたい」と考えます。
また、資源保護のためにも魚のキープは必要最小限にしてリリースすること(ゲーム感覚で魚を釣ることを楽しみ、釣った魚は丁寧に扱い、釣った場所に返す)を提唱いたします。
もちろん、釣った魚を食することは大切なことで、子供達の食育・知育の観点でも役に立つことです。
ぜひ釣った魚を捌いて命の大切さを知り、料理をして自然の恵みを味わいながら、愉快な仲間と釣り談義をすることで至福の時に満たされることを願っております。
コロナ禍でストレスの多い時間を過ごされている方も、たまの休みに疲れた心と身体の一服の清涼剤として、お手持ちの道具でまた釣りに行ってみてはいかがですか。
きっと良い魚との出会いがあり、心と身体を癒してくれると思います。魚釣りには、そんな力があるように感じます。
私たちはどんな時も少年のように自由で、自然の中で“こだわり(お気に入り)”のある道具と遊べる。そんなひと時を大切にしたいと思っております。
そういった「素敵な時間のおともに選ばれる道具であり、そんな道具屋になれればいいな」と思い、日々仕事をしております。
既にお気づきの方も多いかと存じますが、パッケージやカタログに記載しているようにimaルアーには誕生日があります。
「母親(開発陣)がやっとの思いで出産した我が子を、父親(広報・営業陣)の協力のもと大事に育て、一日でも一年でも長く生き続けるよう願いながら、独り立ちして日本中の・世界中の方達から求められるルアーとして一生を生きてほしい」という思いから、そうしたのです。
お陰様でその願いが叶い、兄弟姉妹の大家族を形成できたのも、一重に皆様のimaへのご愛顧の賜物と社員一同感謝しております。
この4月で24周年を迎えるimaは、より一層皆様の期待にお応えできるよう社員一同精進して参ります。
また今年は、1998年4月のimaブランド誕生と共にファーストモデルとしてリリースし、現在でもロングセールスを続けるkomomo SF-125に、弊社独自の重心移動システム「MRD(Magnetic Rebound Driving)」を搭載し、3度目となるモデルチェンジを行います。komomoは第3世代として生まれ変わるのです。
その進化ぶりは是非お手に取ってお試しください。
寒さもなお一層厳しくなることと思いますが、皆様にとって本日が2022年のより良い年のスタートとなります事を心より祈念申し上げます。
2022年1月1日
株式会社アムズデザイン
代表取締役 五十嵐正弘