キング・オブ・ソルトウォーターミノーの真価。

sasuke 120 裂波の発売から今年で20年。今なお世界中で活躍する「裂波」。その力を確かに継承した現代のための「キング・オブ・ソルトウォーターミノー」が誕生しました。特徴を詳しくご紹介します!

 

目次
キング・オブ・ソルトウォーターミノーの真価。
「真裂波」の特徴とプロによるインプレッション。
 - 特徴①「艶かしいアクション」。
 - 特徴②「最長飛距離75m」。
 - 特徴③「安定のレンジキープ力」。

開発者に聞く「真裂波」のよくある質問。
スペック。
カラーバリエーション。
関連動画。

 

 

 

 

キング・オブ・ソルトウォーターミノーの真価。

imaのフラッグシップモデル「裂波」の名を継承するsasuke 140 真裂波。「裂波」の代名詞ともいえるシリーズ特有の“魚を寄せる“ウォブンロールアクションはそのままに、重心移動システム「MRD」搭載によりシリーズ随一の飛行安定性を実現。最長飛距離は驚愕の75mを記録。また、すばやい立ち上がりで着水後の泳ぎ出しも抜群です。絶妙な浮力設定でスローからファストまで幅広い巻き速度に対応し、サイズ感にとらわれず、さまざまなフィールドで活躍します。まさに、キングオブソルトウォーターミノーの真価が発揮される一本です。

 

 

 

 

 

「真裂波」の特徴とプロによるインプレッション。

特徴①「艶かしいアクション」。

-シリーズ特有の魅せるウォブンロール
言わずとしれた「裂波」シリーズ特有の艶かしいアクション。その秘密はウォブリングとローリングの絶妙な比率にあります。状況やスピードに関わらずしっかりとアクションしますが、とてもナチュラルでなめらか、まるで生きているベイトのように動きます。「真裂波」のスイムはそんなアクションがもっとも顕著に出ているsasuke 120 裂波に近づけています。あらゆる状況で、魚種を選ばず魅了してくれるでしょう。

 

-シリーズアクションの対比
シリーズのアクションのキーとなるウォブリングとローリングの比率。同じウォブンロールでも120mmと140mmの「裂波」ではその割合に違いがあります。

 

大野ゆうきプロのインプレッション

キャストフィールが非常によかったです。飛距離もかなり出ます。飛ぶうえで安定してる。最大の飛距離が安定して毎回出せるのは釣果に大きく関わってきます。またスムーズな「裂波」らしいアクションが出せるスピード域の広さも感じました。流れが速くても、ゆるくても、安定してアクションが出せていたので、どんな状況でも使いやすいルアーなんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

特徴②「最長飛距離75m」。

-抜群の飛距離と飛行安定性を実現
「裂波」シリーズ初となるMRDシステムの搭載は、立ち上がりのパワーアップのみならず、シリーズ最長飛距離とかつてない飛行安定性を実現しました。キャスティングテストでは同サイズのsasuke 140 裂波と比較し、最大で118%と驚くべき成績を残しています。コンディションに左右されず、どんなアングラーでも安定して飛距離を出すことができる、現代フローティングミノー、最高峰のキャストフィールです。

MRDシステム解説図

 ▲ 詳しくは画像をクリック。
 

鈴木斉プロのインプレッション

10mを超えるような横風や向かい風のなかでも「真裂波」にはMRDが搭載されているのでスパーンと飛んでいくような、飛距離の安定感がありました。あとはいままで同様、「裂波」の“釣れるアクション“というのは変わらないですね。しっかり泳ぐけどその動きが弱々しいんですよね。ウォブンロールで。小さい魚から大きな魚までいろいろな魚を連れてきてくれました。

 

-キャスティングテスト[プロ]での参考数値
imaプロダクトアドバイザー/プロスタッフの辺見哲也さんによるキャスティング飛距離テストのデータ。
参考値ですが、驚愕の飛距離を記録しています。

sasuke 140 真裂波キャスティングテスト(参考値)

 1投目  75m 
 2投目  74m 
 3投目  79.5m 
 ※風速約5m(フォロー)による参考値

[ロッド]10’6" プロトロッド(ima)
[リール]4000番台XG
[ライン]PE1.2号
[リーダー]フロロカーボン30lbs
 

濱本国彦プロのインプレッション

より優しくなったと感じる「泳ぎ」や、MRD搭載でより「飛距離」を出せるようになって、攻略の幅がさらに広がったと感じます。キャスト時のピンスポットへのアプローチ精度の高さ、また河川での流れへのアプローチでも、水流変化のなかでの安定性は「裂波」以上だと感じます。清流域での起伏のある流れの変化も、難なく適応し、その優秀さを垣間見ることができました。

 

 

 

 

特徴③「安定のレンジキープ力」。

-スピードに関わらず、一定のレンジをキープ
sasuke 120 裂波が20年間、世界中の魚を魅了してきた理由のひとつは、そのレンジキープ力です。アクションの安定性はもちろん、絶妙なスローフローティング設定がヒントになっています。このバランスが優れていることで、スローからファストリトリーブまで、使い手を選ばず一定のレンジをキープしやすくなっています。その特性をしっかりと忠実に継承した「真裂波」もまた、世界中の魚を魅了していくことでしょう。

 

-シリーズ浮力設定の対比
想定シチュエーションを理由に浮力設定もまた、120mmと140mmでは違いがあります。「真裂波」はsasuke 120 裂波と同等の浮力に設定しています。

sasuke 120 裂波の浮力設定

 

辺見哲也プロのインプレッション

正直つくってるときから、“ん、これはすごいミノーができたんじゃないか“と思ってたんですよ。飛距離性能が非常に高い、立ち上がりがいい、なんといってもアクション。これは僕がいつもいっているんですけど「ヌルヌル」とした艶かしいアクションができている。シーバスに限らずいろいろな魚を狙ううえで非常に武器になる、まさしくキングオブソルトウォーターミノーですね。

 

 

 

 

 

 

開発者に聞く「真裂波」のよくある質問。

Q1.フックはなぜ3番ではなく4番なの? 3番も使える?
sasuke 140 裂波はより大型の#3フックが搭載されていました。なぜサイズダウンしたのでしょう?またサイズ交換は可能ですか?

A1.汎用性を考慮。サイズ交換は多少の影響があります。
開発するうえで、“140mmの「裂波」“をさまざまな状況、フィールドで使ってもらいたいという想いから、汎用性を高めるため#4のフックを標準搭載することにしました。現行のsasuke 140 裂波は#3のフックを3本搭載しており、磯ヒラスズキゲームでの活躍を多く目にしますが、「真裂波」は磯に限らず河川でのシーバスゲームやサーフでのフラットフィッシュゲームにもマッチしやすくしました。もちろん、#4フックを3本搭載しているので磯でも十分に使用できます。#3にしても使用は可能ですが、浮力やアクションに多少の影響が出るため、どうしても#3を選びたいという方にはsasuke 140 裂波をおすすめしますね。

 

Q2.140mmでは大きすぎない?120mmの開発は?
一年間で考えると、140mmというサイズが大きすぎる場面もあると思います。120mmの「真裂波」は開発しますか?

A2.140mmは現在ではスタンダード。120mmは…。
現代のシーバスゲームシーンにおいて140~150mmはスタンダードなサイズ感になってきています。関東の一部では特に、昔よりも大型のベイトを捕食しているパターンが成立しやすくなっているように感じられます。サイズが大きいと魚に見切られやすい反面、シルエットでのアピール力が大きいというメリットもあるので、その強みを活かして120mmやそれ以下のサイズのルアーとのローテーションを試していただきたいです。小さいルアーでは反応がなくても、大きいのを投げてみたらいきなりバイトがあるということもありますよ。120mmの「真裂波」の開発予定は現段階ではありませんが、チャレンジはしてみたいですね。


ima 開発部 - 篠塚 正規(しのつか まさき)
sasuke 140 真裂波の開発を担当したimaのルアービルダー。
現場型の開発スタイルを得意とし、
トライアンドエラーの繰り返しの中で納得のいくルアーを仕上げる。
3代目komomoも担当。

 

 

 

 

 

 

sasuke 140 真裂波のスペック。

[length]140mm [weight]23g [type]floating [range]60-100cm [action]wobble roll [ring]#3 [hook]#4 [price]¥2,640- [birthday]2024/9/21

 

 

 

 

 

 

カラーバリエーション。

 

 

 

 

 

 

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