●プロのインプレッションからみる「COWABUNGA!!」の特徴。
- 特徴①「しなやかに曲がる」。
- 特徴②「軽くてシャキッと」。
- =低負荷では硬く、高負荷ではしなやかに曲がる。
●COWABUNGA!!の立ち位置。
●シリーズの使い分け。
●スペック。
●関連動画。
プロのインプレッションからみる「COWABUNGA!!」の特徴。
特徴①「しなやかに曲がる」。
-魚へのダメージを抑え、バラシも軽減
78MLも93Mも共通して、しっかりとロッド全体でしなってくれる「ファイト重視」の調子であることが特徴のひとつです。PEラインが主流の今、そのラインが遠投性能を担っており、昨今のプラッギングゲームにおいてロッドには掛かった魚をバラさずしっかり釣りあげる能力が求められています。しかし、伸縮率の低いPEラインでは、魚がバレやすい「糸がゆるむ瞬間」を生んでしまいます。そんなときもCOWABUNGA!!ならしっかりと曲がり、ショックを吸収しながら押し引きしてくれるのです。imaは一貫してこういうロッドをリリースしてますよね。
-正確なキャスティングができる
またキャスティング時も、ターンするときにしっかりと竿が曲がってくれるのでリリースポイントに余裕ができ、タイミングを取りやすくなります。硬ければ硬いほど竿がしなり戻るのが一瞬なんですよね。しなやかに曲がるロッドはキャスティングのタイミングが取りやすく、正確なキャストにつながるんです。
特徴②「軽くてシャキッと」。
-高い感度と高い操作性を実現
面白いのが、COWABUNGA!!は弾性率が低いカーボンを採用しながら、低入力ではシャキッとしているんです。無塗装、無コーティングで、非常に軽量なチタンフレームトルザイトのガイドを使用しているからですね。魚からのアタリや水中でのルアーの動きなど、小さな振動を捉えたり、トゥイッチングなどの細かい動きをするときの操作性を高めているわけです。
=低負荷では硬く、高負荷ではしなやかに曲がる。
-キャスティング(曲がる)→感度・操作(ハリがある)→ファイト(曲がる)
低入力ではハリがあり、でもキャスティング時や魚がかかったときの高負荷下ではしっかりと曲がる。他メーカーではあまりない目線の違う調子の竿ですね。
COWABUNGA!!の立ち位置。
-考え尽くされたこだわりの王道スタンダード。
コントロール性のよさや感度など、ロッドは趣味好みや使用シチュエーションによっていろいろ枝分かれしていくと思いますが、COWABUNGA!!は、ど真ん中の「幹」のようなロッドです。
シリーズの使い分け。
-78MLと93M
78MLと93Mでは求められるシチュエーションが違います。93Mはサーフなどのオープンエリアでスピンテールやメタルジグまでもしっかり投げられ、そのなかでベストなハリと強さを兼ね備えています。78MLは小場所からある程度オープンな場所までカバーする、ルアーウェイトに合わせて、よりコントロール性能を求められる場所での使用に適していますね。
COWABUNGA!!のスペック。
[length]7'8''ft. [weight]105g [cast weight]4-28g [line]PE0.6-1.0 [action]regular [price]¥77,000- [release]2024/6/25
[length]9'3''ft. [weight]135g [cast weight]7-34g [line]PE0.8-1.5 [action]regular [price]¥79,200- [release]2024/6/25
※こちらの商品は公式オンラインストア限定販売です。
関連動画。
ima PRO STAFF - 辺見哲也(へんみ てつや)
言わずと知れた日本の
ルアーフィッシングシーンを
代表するプロアングラー。
シーバス、トラウトを中心に
卓越した技術、知識、豊富な経験で
世界の釣りを楽しむ「ミスタープラグ」。
遊びの達人です。