目次
●甘くみたらいけない紫外線。
- 「紫外線」とは。
- 紫外線がからだに及ぼす影響。
【コラム】肌の老化は「光老化」が原因。
- 紫外線に当たるメリット。
●きちんとお肌を守ろう。
- 基本の対策。
- imaのUV対策アイテム。
甘くみたらいけない紫外線。
年々強くなる紫外線。そんな紫外線対策に日焼け止めを使用している人は多いですが、実際に紫外線が肌にどのような影響を与えるのか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。まずは、そんな紫外線が肌にあたえるさまざまな影響を知っておきましょう。
◼︎紫外線とは?
紫外線(UV※1)は、波長が長いものから「UV-A」「UV-B」「UV-C」に分けられ、波長が短いものほど人体への影響が大きいとされています。しかし、波長が短い「UV-C」はオゾン層で遮られほとんど地表に到達しないため、紫外線による影響のほとんどは「UV-A」と「UV-B」から受けているのです。特に「UV-B」は長年当たりすぎると、紫外線により傷つけられたDNAの修復機能が狂い、突然変異を起こすことがあるといわれています。それが原因で、病気や体質変異、身体の機能低下につながってしまうのです。
※1「UV」とは紫外線を英語で言った「ultraviolet」(ウルトラバイオレット)の略称です。
◼︎紫外線がからだに及ぼす影響。
実際に、紫外線が日焼け以外に人体に与える影響は以下のとおりです。
紫外線は、主に肌(皮膚)や目などに症状を引き起こします。また、紫外線が原因で悪化する病気もあるので十分な注意が必要です。
〈紫外線が原因で起こりうる病気・事態〉
・皮膚がん
・良性腫瘍
・紫外線アレルギー(日光過敏症)
・角膜炎
・白内障
・翼状片
・加齢とともに増えてくる黄斑変性症
・膠原病の症状悪化
・免疫機能の低下
〈肌にもたらす影響〉
・サンタン※2
・サンバーン※3
・肌荒れ、ニキビ
・しわ、たるみ
・シミ、そばかす
※2 サンタンとは、炎症を起こさない程度の軽い日焼けのこと。(軽度の日焼けであるため炎症や痛みが伴うことはありませんが、肌が黒くなることで、しみになる場合があります。)
※3 サンバーンとは、肌に炎症を起こすような強い日焼けのこと。(サンバーンを起こした際は、急いで冷たい水で冷やし、炎症を鎮めましょう。やけどと同じ状態ですので、しばらくの間は無理な運動は控え、十分な休養を取ることが大切です。)
肌の老化は「光老化」が原因。これまで、シミ・しわは体の老化で自然に増えるものだと思われてきましたが、最近では、肌の老化原因の80%が紫外線による「光老化(ひかりろうか)」とされています。
通常の老化は年齢とともに身体の生理的機能が損なわれていくことをいいますが、光老化は慢性の紫外線傷害として区別されています。光老化の進行の度合いは、紫外線を浴びた時間と強さに比例し、露出の多い手や顔の肌への影響は著しいです。年々、皮膚の奥でじわりじわりと進む光老化の影響は、紫外線対策を怠ると、肌の回復が間に合わないほどに、シミ・しわとなってあらわれ、深刻になっていきます。美しい肌を保つために、シミ、しわ、たるみの原因「光老化」を防ぐUVカット対策を!
◼︎紫外線に当たるメリット。
ここまで紫外線の危険性を紹介してきましたが、もちろん紫外線を浴びることで身体にとってメリットになることもあります。
たとえば、体内のカルシウム代謝をよくし、骨や歯を丈夫にする役割を果たしている、ビタミンDを作る手助けをしてくれます。紫外線をまったく浴びずにいると、ビタミンD量が不足して骨や歯が弱くなり、骨折をしやすくなったり、身体の歪みにつながったり、骨粗しょう症を引き起こしたりもします。シミやたるみの原因になる日焼けは避けたいですが、適度な日光浴は身体にとって必要なことなので、対策をするなど上手につきあっていきましょう!
きちんと肌を守ろう。
ここからは、特に紫外線トラブルのリスクが高くなる、夏場に実践したい紫外線対策をご紹介!曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、対策は必要です。夏本番を迎える前に、対策を習慣づけておくとよいですね。
◼︎基本の対策。
上手に紫外線とつきあっていけるよう、紫外線対策でおさえるべき3つのポイント。
❶紫外線が肌に届くのを防ぐこと。帽子やサングラス、ストールやネックゲイターなどを使用したり、肌の露出が多い場合には長袖の服を羽織ったり、ラッシュガードを着用するなど夏場は通気性のよい素材をうまく活用して出来るだけ肌の露出を控え、長時間紫外線を直に浴びることのないように気を付けましょう。また、UVカット素材のものを選ぶのもの◎。
・紫外線の強い時間帯(10時〜14時)の外出
・地面の照り返し、反射光
・日陰や室内の散乱光※4
※4 散乱光とは、日光が空気中に含まれる無数の分子や粒子に当たり、あらゆる方向に反射している光のこと。
❷肌に届いた紫外線の影響を低減すること。肌に届いた紫外線の影響を最小限に抑えるために、日焼け止めを使用しましょう。そこで大事なのは、夏はたくさん汗をかくのでこまめに塗り直すこと。また皮脂や汗に強い「ウォータープルーフ」タイプもおすすめです。
意外と忘れがちな首もとや耳、またサンダルを履く場合は足の甲・指もきちんと塗りましょう。
❸紫外線を浴びて日焼けしてしまった肌をケアすること。うっかり日に焼けてしまったときには、しっかりアフターケアをすると肌のダメージを軽減できます。日焼けしてしまった肌は炎症を起こしていることが多いので、冷やしたタオルなどで肌の熱を冷ましてあげましょう。また、日焼けした肌は水分が蒸発しやすいため、ジェルなどの保湿剤を使用するのもよいでしょう。水分補給をしっかり行い、からだの内側から直接水分を取り込むことも忘れずに。
◼︎imaのUV対策アイテム。
imaの紫外線対策におすすめなアイテムをご紹介します。
●ima DRY/UV T-shirt[UVカット][吸水速乾][高通気性]
さらりと着心地がよいのに、UVをカットしてくれる優れもの。「UVカット」だけでなく、「吸水速乾」「高通気性」とこれからの季節にぴったりの機能が揃ったTシャツで、暑い夏を快適に過ごせます。
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●ima-New Era 9THIRTY-Mesh[UVカット][吸水速乾]
UVプロテクト機能素材を使用したメッシュキャップ。後頭部はメッシュなので通気性も抜群で、よく汗をかく夏には嬉しい「吸水速乾」。
▶︎ ima ONLINE STOREで購入 【 click 】
●ima-New Era Adventure-WR[高透湿][耐水圧][低結露]
UVカット素材ではありませんが、ツバが360度ついているこちらも紫外線対策にはおすすめ。透湿性が高い素材を使用しているので、蒸れやすい夏でも不快感なく被れます。
▶︎ 詳しくはこちら 【 click 】
※こちらのアイテムはご好評につき、ima ONLINE STOREでは完売しております。
夏は熱中症対策だけでなく、紫外線対策もしっかりとし、
外でのレジャーを楽しみましょう!