バイブレーションはココで使う! imaバイブレーション特集。

シーバスフィッシングに欠かせないルアーのひとつがバイブレーション。ここではバイブレーションと鉄板バイブの特徴と使い方をいま一度おさらい。シーズンインに向けて、バイブレーションの強みを再確認しておこう!

 

【1】バイブレーションの優位性

 

広範囲をスピーディーに探りたい時や深い場所を探りたい時に効果的!

バイブレーションの強みは、シンキング設計とそのボディ形状から飛距離が優れていることがまず挙げられる。そして、沈みが速いので自在にレンジコントロールができるのも大きな特徴。また、比較的速いリトリーブスピードに対応するために、リアクション効果も高い。ナイトゲームでもデイゲームでも、浅い場所でも深い場所でも使える、バイブレーションはかなり万能なルアー。

そして、金属製の鉄板バイブは、樹脂製のバイブレーションと比べてさらに飛距離が出る。波動も強くなって、コンパクトなシルエットだが強いアピールで攻めることができる。空気抵抗も少なく荒れたシチュエーションでもよく飛ぶので、広範囲を探りたい時にぴったり。スピーディーに巻いてリアクション効果で食わすことのできる鉄板バイブは、デイゲームでは欠かすことのできないルアー。

バイブレーションの特徴まとめ

・飛距離が出る
・レンジ調節が自由
・波動が強め
・デイゲームで効果的

 

 

【2】幅広いラインナップで死角なし   - koumeシリーズ -


 

どんなシチュエーションにも対応する優等生バイブレーション!

imaを代表するバイブレーションプラグがkoumeシリーズ。引き重りのない軽快な巻き心地と、ヒラヒラとしたフォールアクションが特徴。豊富なサイズバリエーション、攻略の幅を広げるヘビーモデルのラインナップもkoumeの強み。細身のシルエットでスイミングは水平姿勢。低速でもしっかりとした波動を発生し、その振動をアングラーにもきちんと伝える。河川から港湾部、オカッパリからウェーディングまで、いろいろな状況で活躍するモデル。

koumeにはシーバス用としてkoume 60・koume 70・koume 80の3種類がラインナップ。そして、それぞれにウェイトアップしたヘビーモデルが用意されている。さらに飛距離を出したい時、深いレンジを出したい時はヘビーモデルがおすすめ。また、同じレンジでも違うスピード、異なる波動で引きたい場合、シルエットを小さくしたい場合など、これらを組み合わせてローテーションしていけば、より細かい攻略が可能になる。

 

【3】これぞ鉄板バイブのスタンダード   - SCHNEIDERシリーズ -


 

目指したのはビギナーでも使いやすいトラブルレスの鉄板バイブ!

SCHNEIDERのオリジナルサイズSCHNEIDER 28から開発に携わっているimaテスターの安田ヒロキ氏にSCHNEIDERについて詳しく聞いてみた。

 

安田ヒロキ氏(以下安田):SCHNEIDERのコンセプトは、誰が投げてもよく飛んで絡みにくく、そしてよく釣れる鉄板バイブ。キャスト中もくるくる回転しないので安定して飛んでくれますし、着水やリフト&フォールなど、ラインのテンションが抜ける状況でもライン絡みがしにくいですよ。トラブルが少ないというのはとても重要な要素で、よく飛ぶ鉄板バイブだからこそ、キャストした先でライン絡みしてしまうと、その一投が丸ごと無駄になってしまうんです。トラブルが無いと釣りの効率も上がりますので、釣果にも繋がりますよ。

 

 

プレート部分が飛び出したヘッド形状

安田:こうすることで、岩盤や砂地のボトムを擦った時でも塗装が剥げにくく、ボディを保護してくれます。ボトム感知能力も多少アップするので、ボトムの形状や底質を把握するのに役立ちます。

 

 

前後2種類が用意されたラインアイ

安田:前のアイがスタンダードで、まずはここにセットして使ってみてください。SCHNEIDERは比較的軽い引き抵抗になっていて、koumeのような樹脂バイブレーションプラグに近い巻き抵抗にしています。後ろのアイポジションは、より波動が強くなります。波動を強くしたい場合、深い場所をゆっくり引きたい場合などに使用してください。ボトムをずっと小突いてくる時やリフト&フォールも、後ろのアイのほうがやりやすいですね。

 

 

13g・18g・28g 、3種類のラインナップ

安田:13gのSCHNEIDER 13は、ベイトが小さい時、水深が浅いエリアで使い時です。シーバス専用の鉄板バイブでこのサイズはなかなか無いので、出番は多いですね。マイクロベイト用やバチ用のライトなタックルで使えるのも強みです。

18gのSCHNEIDER 18は、オールマイティに活躍する重さ。どこでも使いやすくてどんなタックルでも飛びやすいという、汎用性の高さを突き詰めました。アイポジションもいろいろ試して、ベストな位置を見つけました。特にデイゲームでは、どこへ行くにも欠かせないルアーです。

28gのSCHNEIDER 28は、港湾部の深いレンジのデイゲームやオープンエリアのサーフ、磯など、水深があったり流れが速い場所、飛距離が必要な時に使います。一番鉄板らしいサイズ感なので、どなたにも使いやすいかと思います。

 

 

SCHNEIDERシリーズに新色が登場!

ベーシックになりつつある安定の2色がSCHNEIDERシリーズに追加。(2019年3月発売予定)

 

 

【4】まとめ

一年を通して多くのフィールドで使用でき、デイでもナイトでも活躍するのがバイブレーション。ただ巻きだけでなくいろいろな動きに対応し、リアクション効果も高い。koumeとSCHNEIDERはビギナーでもトラブルが少なく使いやすいので、ぜひ使いこなしてみては。

 

安田氏に聞く!これからの時期のバイブパターン

マイクロベイト攻略にはkoume 60・koume 70とSCHNEIDER 13で決まり!

SCHNEIDERシリーズはもちろん、koumeシリーズも常にボックスから外せないルアーだと語る安田氏。

安田:koumeシリーズは本当に欠点がないですね。どんな時でも安定した飛距離が出ますし、リフト&フォールやジャークで使っても絡みにくい。スイミングとフォール姿勢が良いのでトラブルが少ないんでしょうね。サイズも重さも豊富なので、浅いところも深いところ、デイ・ナイト、ベイトサイズの大小に関わらず当てはめられるバイブレーションですね。春から冬まで常に活躍の場があるルアーで、一年中常にボックスに入っているルアーですね。魚を探す時にも使いますし、魚がいるのに食わない場合にも強いルアーです。

 

冬から初春にかけての使い所は?

安田:これからの時期で言うと、マイクロベイトパターン。ベイトサイズが明らかにルアーの大きさと合っていない場合でも、バイブレーションならリアクションで口を使わせることができる。河川の橋の明暗だったり、明るい場所にマイクロベイトは集まるのですが、ベイトがいてもボイルがない、普通のルアーでバイトが出ない、そんな時はバイブレーションプラグの出番です。この場合は、ただ巻きとリフト&フォールのふたつで誘います。使うのはkoume 60・koume 70とSCHNEIDER 13ですね。攻略が難しいマイクロパターンに、ぜひ試してみてください。

TESTER

安田 ヒロキ やすだ ひろき

ホームは横浜から川崎までのエリアで、東京湾全域をメインフィールドにしている。港湾部や河川での釣りが多く、シーバス以外にもアジング、メバルといったライトゲームを得意とする。現在28歳、平成生まれの若手アングラー。

 

 

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この記事で紹介したルアー
koume 60
koume 70
koume 80
koume 60 heavy
koume 70 heavy
koume 80 heavy
SCHNEIDER 13
SCHNEIDER 18
SCHNIDER 28

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