バイブレーションプラグは扁平なボディ形状のため、キャストしたときに空気抵抗を受けてしまいぐるぐる回転してしまうことがあります。しかし、このRAIKIRI 70はラインアイとウェイトが絶妙なバランスで配置されているため、誰が投げても安定した飛行姿勢で空気を切り裂くかのように真っ直ぐ飛んでくれるのです。では、そのメリットとは?
❶ブレのない飛距離
飛行姿勢がよいということは、空気抵抗を受けてルアーが左右に流されることが少なく、ブレない飛距離を生み出すことができるということ。口でいうのは簡単ですが、実際に釣りの最中にそれを感じれると想像以上に感動するものです。
❷針絡みなどのトラブル軽減
ルアーの飛行姿勢が悪いとさまざまなアクシデントを招いてしまいます。もちろんフェザーリング[サミング]※1を使えば多少抑えることはできるでしょう。しかし、キャストごとにルアーの動向を確かめることは、アングラーにとってのストレスに。安定した飛行姿勢によって針絡みなどのトラブルを軽減したRAIKIRI 70でノンストレスフィッシングを実感してください!
※1「フェザーリング[サミング]」とはルアーや仕掛けをキャストする際に、指でブレーキをかけながら飛距離を調整するテクニックのこと。スピニングリールを使用する場合は「フェザーリング」、ベイトリールを使用する場合は「サミング」という。
▼ RAIKIRI 70の実際の飛行映像がこちら。
昨今、バイブレーションをダートさせて魚を誘うという釣り方が主流になりつつありますが、RAIKIRI 70はそんなダートアクションが誰でも簡単に。さらにはロッドの動かし方次第で2種類のダートアクションを使い分けることができるんです。
❶ラインスラックを使ったキレのあるダート
一般的なダートアクションといえばコレ。ラインスラック※2を利用して、ロッドアクションを“パンッパンッ”と入れればクイックに横にスライドできるダートアクション。
タダ巻きでは反応しないところにキレのよいダートアクションをいれることで、魚の捕食スイッチを入れることができます。
※2「ラインスラック」とはラインがたるんでいることのこと。「糸ふけ」に同じ。
❷ロッドの上下アクションからなるダート
RAIKIRI 70はラインテンションを維持したままでもダートアクションが出来るので、リフト&フォールアクションのようなロッドのアップ・ダウンといったゆるい動きでもゆっくりと左右にダートしてくれます。フォールで魅せてからスイッと斜め上にスライドしていくRAIKIRI 70に魚も思わずパクリッ!
RAIKIRI 70は多彩なアクション、安定した飛行姿勢から繰り出される遠投性能などを持ち合わせていることで多くの場面で活躍してくれるルアーです。なかでも、有力なエリアを3つピックアップ。
港湾部×バイブレーション
港湾部の釣りでは定番である明暗部を攻めたいときは、RAIKIRI 70のスローなダートでそこに潜むシーバスにじっくり魅せられます。また、壁際などのストラクチャーについたシーバスを狙いたいときにも、着水後のフォール+ダートアクションで狭い範囲でもしっかりアピールが可能。もちろんただ巻きでもOKです。
河川×遠投性能
中州のブレイクラインや、橋脚の明暗部など「遠くのポイントまで届けたい」そんな遠投性能を求められることが多い河川での釣り。抜群の飛行姿勢から生まれる飛距離を持ち合わせたRAIKIRI 70なら手の届かなかったそのポイントに届きます!
シャローエリア×ライトウェイト
港湾や河川、河口といったシーバスの好ポイントには必ずといっていいほど存在するシャローエリア。バイブレーションでも15gというライトウェイト設定だから浅場攻略でも根がかりしずらく使いやすい◎。
RAIKIRI 70(ライキリ 70)スペック
- 全長 70mm
- 重量 15g
- タイプ シンキング
- レンジ 50〜200cm
- アクション バイブレーション
- フック #6
- リング #3
- 誕生日 2020年3月10日
ウワサのRAIKIRI 70の三大性能はいかがでしたでしょうか?
次回は実際に飛距離や沈下速度についても、さらに詳しくRAIKIRI 70を科学していきます!どうぞお楽しみに!