iBORN 118F shallow 開発STORY。

シャローレンジ攻略に特化したiBORNシリーズに118mmモデルが登場。新重心移動システム「MRD」が搭載されたiBORN 118F shallow誕生のきっかけやこだわり、特徴をiBORNシリーズの監修者でもあるima プロスタッフの辺見哲也さんに解説してもらいます!

 

iBORNシリーズのコンセプト
“ 誰が投げても、シャローを引けるミノー ”

▶︎ これまでiBORN 98F shallowiBORN 78F shallowとリリースされていますが、まずはiBORNシリーズのコンセプトを教えていただけますか?

imaプロスタッフ 辺見哲也さん(以下辺見):自分はシャローエリアの釣りが好きなんですが、これまでシャローで使える本格的なシャローミノーがなかったんです。当時はシャローミノーと謳っていながらも80cmくらい潜ってしまったりするルアーが多かったんですね。
例えば、干潟ではアマモが生えていたりする場面で、水面とアマモの本当にちょっとした隙間を狙うことになる。干潮時になると20cmくらいになるそのわずかな隙間を根掛かりすることなく引ききれるミノー、水面直下の10〜20cmをしっかり引けるミノーが欲しかったんです。そんな思いから開発がスタートしました。

ゆっくり巻けば水面直下を引けるけども、リトリーブ速度を上げると潜ってしまう、これはダメです。iBORNは、巻く速度が上がっても潜らない。最終的には水面に飛び出してしまうくらいの、割り切ったシャローを泳ぐ性能に特化しています。なので、誰が投げても、シャロー を引けるミノーになっています。徹底して潜らせない。潜るくらいなら飛び出してしまったほうが根掛かりのリスクを回避できる、というのがiBORNシリーズの特徴ですね。

 

 

 

 

 

 

 

iBORN 118F shallow誕生のきっかけ
より、秋にフォーカスした万能なサイズ。

▶︎ そして、新たに118mmサイズが追加されます。その狙いとは?

辺見:これまでシーバスを釣ってきて、一番バイト数が多かったのが100mm前後のルアー。このサイズがもっともシーバスの捕食しやすいサイズ感だと思います。なので、98mmを最初にリリースしました。

ただ、秋になってくるとベイトも大型化してきます。サヨリだったり、コノシロだったりと。この時期はより大きなベイトフィッシュがメインになるのです。すると、もう少し長いサイズのミノーも欲しいなということで118mmを作りました。
ボディが大きい分、ウェイトも増えて飛ぶようになりましたし、射程距離も伸びました。そして、より広範囲を狙えるようになりましたね。

 

 

 

 

 

iBORN 118F shallowのこだわり
118mmでも2フックで大型フックに対応。

▶︎ 今回、118mmモデルを作るうえでこだわった点などを教えていただけますか?

辺見:まずは2フックであること。118mmのボディですがフックは2個です。これは、個人的に3フックを好んで使わないというのと、そして2フックの方がより大きいフックを使えるというメリットがあるからです。フックが大きい分、ヒラスズキにも安心してチャレンジできます!

また、98mmと比べてボリュームが上がったことで、早巻きでも水面から飛び出さないでシャローを引けるようになりました。
そして、このルアーの最大の特徴が、新たな重心移動システムである「MRD」が搭載されているということ。「MRD」については後日詳しく紹介しますね。

 

 

ここまでiBORN 118F shallowの誕生のきっかけや、こだわりをお伝えしてきましたが、次回は実際に使用してみた印象についてインタビューします!

imaの新重心移動システム「MRD」についても後日ご紹介予定ですので、どうぞお楽しみに!

 

 

 

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