●sasukeとは。
- sasuke誕生年表
●誰もが知っている「裂波」。
- ルアービルダーに聞く「裂波」が釣れる理由。
- 「裂波」が釣れる理由-その1
- 「裂波」が釣れる理由-その2
- 「裂波」が釣れる理由-その3
●sasuke4大モデル使い分け早見表。
sasukeとは。
2001年のsasuke SF-95の誕生にはじまり、シリーズ全16種を展開。全国各地で多くの魚を魅了し、多くのアングラーに愛されてきました。シーバスをはじめ、ヒラメや青物など、多くのターゲットと遊ぶことができる実釣性能の高いミノーです。独特なレードルリップがチャームポイント。
2001年 sasuke SF-95, sasuke SS-95
2004年 sasuke 120 裂波
2008年 sasuke 140 裂波
2009年 sasuke 140S 裂風, sasuke 105
2010年 sasuke 120S 裂風
2012年 sasuke 130 剛力
2013年 sasuke 120 剛力
2014年 sasuke SF-50
2015年 sasuke SF-75, sasuke SS-75, sasuke 100HS 裂砂
2020年 sasuke 120 裂空
2021年 sasuke SS-50
2024年 sasuke 140 真裂波
誰もが知っている「裂波」。
sasukeシリーズのなかでも、アングラーから絶大な支持を得ているsasuke 120 裂波。このルアーを知らないシーバスアングラーはいないはず。今回はこの「裂波」についてima開発部に詳しく教えてもらいました!
ルアービルダーに聞く「裂波」が釣れる理由。
たくさんの魚とアングラーを虜にしてきたsasuke 120 裂波。その魅力についてima開発部の篠塚さんに詳しく聞きました。
「裂波」が釣れる理由-その1
空気抵抗が少なく、水噛みのよいリップ形状。
sasukeのリップは何度もテストを重ねたどりついた「おたま」のようなima独自の形状です。これを「レードルリップ」と呼んでいます。ボディと一体化させた構造にすることで、飛行中の空気抵抗を軽減し、安定した飛行バランスと飛距離を実現しました。さらに、その曲面で水を受けるための水噛みがとてもよく、低速巻きでも確実に泳いでくれるんです。
「裂波」が釣れる理由-その2
黄金比率から生まれる魅惑のアクション。
一般的にミノーのアクションを構成する要素として「ウォブリング」と「ローリング」があり、世の中に存在する大体のミノーはこの2つをミックスさせた「ウォブンロールアクション」になっています。
sasukeは共通してウォブンロールアクションですが、ウォブンロールと一口にいっても「ウォブリング」と「ローリング」の比率次第でアクションはだいぶ変わるのです。「裂波」はおよそ1:1になっていますが、その比率がなんとも絶妙で、私たち人間から見てもとても滑らかでベイトが泳ぐ動きそのもの。だから魚にも違和感を与えることなくアピールできるんです。
「裂波」が釣れる理由-その3
レンジキープしやすい浮力設定。
sasuke 120 裂波の浮力は海水ではフローティングですが、汽水ではスローフローティングに、淡水ではスローシンキングになるよう調整してあります。この絶妙な浮力設定こそが「裂波」の最大の魅力だと考えてます。
誰でも簡単にレンジキープでき、幅広い巻きスピードに対応します。釣りにおいてレンジはとても重要な要素であり、一定のレンジを引けるというのは「釣れる」に直結する大事な性能ということですね。
sasuke4大モデル使い分け早見表。
sasukeを代表する120mmの4モデル。それぞれの特徴を把握して、状況に応じて使い分けてみよう。
◼︎ sasuke 120 裂波
オールシーズン使えるオールラウンダー。特に河川やサーフなどの流れがありレンジキープが重要な場面で力を発揮。
◼︎sasuke 120S 裂風
裂波のシンキングモデル。裂波よりも「飛距離を出したい」「下のレンジを引きたい」ときが出番。
◼︎sasuke 120 剛力
エイト環とボディの強度、浮力をアップした磯場特化型のsasuke。裂波よりも強い波動のウォブルアクションで攻めたいときに活躍。
◼︎sasuke 120 裂空
初MRD※搭載sasuke。裂波の絶妙な浮力を継承し、アクションはよりローリングを強めに。すれたシーバスにも効果抜群。
※「MRD」とは「Magnetic Rebound Driving(マグネットリバウンドドライビング)」の頭文字で、反発する力を利用して重いウェイトを強制的に戻すimaオリジナルの移動重心システムです。(PAT.P)
※「飛距離」「立ち上がりの早さ」「アピール力」「フッキングしやすさ」「バラしにくさ」については、4モデル内での比較です。
使い分けのポイント。
魚のいる場所、レンジ、活性などを考慮し、マッチしたsasukeをチョイス。状況に合わせてローテーションしていきましょう!
それぞれの特徴を活かしてより多くの魚を魅了してしまいましょう!