Santis
タフなサーフゲームを攻略する
新ルアー
Santis 33、開発の背景。
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タフなサーフゲームを攻略する
新ルアー
Santis 33、開発の背景。
サンティス33…このルアーの名前には、サン(3)が三つも出てきますよね。実はそれには意味があるんです。もちろん、単に語呂がイイ…という理由もありますけど。(笑)
サンティスのサンは前に述べたように、サンド(砂)から来ています。主にサーフゲームで使うルアーですからね。それから33。これはルアーの重さなんですが…。
33gという重さにはこだわりがあります。飛距離が問われるサーフゲームを主戦場とするわけですから、重くして飛距離を稼ぎたいという思いはありました。ただそれだと、釣りにちょっとした支障が出てきます。例えば40gを越えるような重さだと、それなりに強い、硬いロッドを選ぶ必要性が出てきますよね。でもアングラーとしては、ジグもそうだけど、もちろんミノーも投げたい。するとやっぱりプラグを投げやすいML、Mクラスのロッドを持っていきたくなる。しかしこのクラスのロッドだと40g以上のジグを投げるには少々心もとない…。
ジグとプラグ、使い分けるために何本もロッドを持って歩くとなると、それだけアングラーの機動性も落ちます。だから、サンティスにはその間のちょうどいいところの重さにこだわりました。他の多くのプラグと同様にML、Mクラスのロッドで快適に投げられる。つまり飛距離を保ちながら汎用性も失いたくない。そのために私が考えるちょうど良い重さ、それが33gなんです。
飛距離UP
ハイアピール
存在感UP
それからもう一つの“3”。これは3つの形態を意味します。ルアーの使い方ですね。弊社WEBサイトの商品ページでも“簡単3WAYチューニング”と謳っていますが、飛距離を重視する場合はノーマル、アピール力を高めたい時はブレード、ルアーそのものの存在感を高めたい、シルエットを大きく見せたい時はラバーを装着します。パーツを付け替えるだけでルアーの特性を違った方向にシフトできるのは、ユーザーにとって嬉しいメリットだと信じています。先に述べましたが、パーツを変えても本来のアクションが損なわれないよう、設計バランスにもこだわりました。この3WAYは、サーフ以外でのフィールドで活躍する可能性を広げてくれます。サーフだけではなく、港湾や河川でも使えるはずです。魚種に関して言えば、例えばブレードで青物、ラバーなら大物の根魚ゲームも楽しめるでしょう。そうそう。現在はこのルアーに最適な専用ラバーも開発中。後日発売予定です。こちらも楽しみにしておいてくださいね。
汎用性の高いML、Mクラスのロッドでストレスなくキャストでき、状況に合わせて3WAYの使い方で攻められる。うまく使えば、アングラーの皆さんそれぞれの、オリジナルなサンティス33の釣り方が出来上がっていくのではないかな?と勝手に妄想しています。私が思いもつかなかった釣り方を誰かが実現しているのを、自分の創ったルアーで目の当たりにしたい。発売後、このルアーを手に取った皆さんがどんな使い方をしてくれるのか、今から楽しみですね。
次回は魚種・フィールド別の狙い方や、他ルアーとの使い分けについてお話したいと思います。